【終活】アルバム整理のタイミングと方法について

~終活のひとつとして、アルバム整理を始めよう~

終活はアルバム整理からはじめてみよう

【終活】アルバム整理のタイミングと方法について
所持品の整理は終活への第1歩となりますが、意外に大変なのがアルバム整理です。
フィルムカメラに比べてデジタルの歴史は浅く、今でも写真のほとんどはプリントアウトしたものというシニア世代は多いのではないでしょうか。
そこで今回は、アルバム整理の重要性や効率的な方法について解説していきます。

アルバム整理とは?

【終活】アルバム整理のタイミングと方法について
写真の整理はそのまま「アルバム整理」ともいえ、現像した写真はイベント毎のアルバムに納まっていることが多いようです。
大切な家族が亡くなった際、遺族の気持ちとしては「本人が大事にしていた写真は残したい」ですが、どの写真に思い入れがあるのか分からず悩んでしまうケースもあります。
また、アルバムに納まった写真は一冊ずつ開かないと分からないため効率のよい整理方法とはいえず、アルバム毎に体裁もバラバラという人も多いのではないでしょうか。
中には処分してもよい写真があるため、捨てるもの・残すものを分類し、自分が大切にしたいものや子どもたちに見てほしいものだけを集約することをおすすめします。

アルバム整理の重要性

不要なものを廃棄し、必要なものを分かりやすく整理することは自分自身だけでなく家族にとっても重要です。
アルバムの整理も同様であり、写真を1枚ずつ眺めながら要・不要を決めていくため想像以上に時間のかかる作業となります。
また、カメラの多様化やデジタル化で写真は散逸していることが多く、アルバムに入っているものやデジカメの記録カードに入ったままのものなど保存場所もさまざまです。
このようなアルバムや写真を本人以外が取捨選択するのは難しいため、自分が亡くなった後の家族の負担も考えておく必要があります。

アルバム整理はいつからはじめるべき?

思い立ったその日がアルバム整理の開始日であり、早ければ早いほど良いです。
写真やアルバムはそれほど多くの保存スペースを必要としないため、大量のストックがあっても整理の必要性に気付きにくく、「そのうち、いつか」と思っていると収集がつかなくなります。
整理方法を決めておけば今後のアルバム整理にも統一性がでるので、なるべく早いタイミングで始めるようにしましょう。

アルバム整理でおすすめの方法

【終活】アルバム整理のタイミングと方法について
現代のアルバム整理はデジタル化がおすすめであり、フィルムカメラで撮った写真も簡単にデジタル画像へ変換できます。
デジタル化すると目的別の整理がしやすくなり、必要に応じてプリントアウトもできるため「残しておこうか、それとも捨てるべきか」と悩んでいる写真でも思い切って廃棄できます。
では、デジタル化の方法や活用例を紹介しますので、アルバム整理を始める際の参考にしてください。

写真はデジタル化しておく

プリントアウトした写真のデジタル化には2つの方法がありますが、まずはアルバムを一か所に集め、不要な写真は外すようにしましょう。
整理の際に1枚ずつ見入ってしまうと作業が進まなくなるため、あくまでも「不要な写真を見つけ出す作業」と割り切っておくことも必要です。

写真のデジタル化を業者へ依頼する場合

写真館やフォトスタジオなどの業者は写真のデジタル化に対応しているところが多く、アルバムを持ち込めばスキャンした写真をDVDなどに保存してくれます。
料金はデジタル化の枚数や解像度によって異なりますが、DVD1枚当たり5千円前後が相場となっています。
フィルム現像やビデオテープのデジタル化にも対応しているので、大量のストックがある場合には一緒に依頼することをおすすめです。
また、ほとんどの業者は郵送にも対応しているので、近くに写真館などがない場合でもデジタル化は可能です。

専用機器などを使って自宅でデジタル化する場合

自宅で写真をデジタル化する場合、スマートフォンのアプリや専用スキャナーを使った方法があります。
スマートフォンのアプリでデジタル化する場合は、app storeやplay storeで検索すると無料で使えるアプリが多数見つかります。
手持ちのスマートフォンをそのまま利用できるので、手軽さや利便性を重視したい人は試してみてください。
ただ、レンズなどの光学性能は当時のカメラの方が優れていることもあるので、デジタル化した写真を再度プリントアウトすると、画質が大きく劣化することもあります。

また、最近だと写真をデジタル化する専用のスキャナーが各メーカーから発売されています。
写真を読み込むタイプとネガフィルムを読み込むタイプがありますが、どちらも8千円~2万円前後で購入することができます。
商品によっては複数枚の写真を同時にスキャンしたり、自動でデータ化してくれるものもあるので、大量の写真を扱う場合はスキャナーを使用することをおすすめします。

デジタルブックを活用する

スマートフォンアプリや専用スキャナーには写真の管理機能が付属していることが多く、デジタルブックの作成も可能です。
他にも、インターネット上に写真を保存するクラウド型のデジタルブックもあり、家族や友人と共有したい場合にはとても便利です。
クラウド型の場合はアクセス権限を設定すれば家族も写真を投稿できるので、1つのアルバムを家族全員で作るなど楽しく活用できます。
デジタル化した写真は色褪せなどの劣化がないため、日当たりを気にする必要もありません。

写真に記録も記しておこう

「あの写真はどこに入れたかな?」と何冊ものアルバムを開いた経験はないでしょうか。
デジタル化した写真であれば検索や並び替えといった写真整理が簡単にできるので、目的の写真を探す手間も省けます。
デジタル写真には撮影日やコメントなどを付け足せるので、結婚式などのイベント名や写っている人の名前、撮影場所などの入力をおすすめします。
例えば「孫(またはお孫さんの名前)」と入力して検索すれば、お孫さんの写っている写真すべてを表示できるため、なるべく多くの情報を記録しておきましょう。

アルバム整理でのポイント

【終活】アルバム整理のタイミングと方法について
写真やアルバムの整理は世代に関係なく必要な作業ですが、終活を意識したアルバム整理であれば、自分の遺影に使ってほしい写真も選んでおきましょう。
写真の枚数が多いと整理も大変ですが、家族に参加してもらうと楽しく作業を進められます。

遺影も選んでおく

誰にも死は平等に訪れるので、アルバム整理の際には自分の遺影にしたい写真も選ぶようにしてください。
かつての遺影といえば身分証明写真のようなものがほとんどでしたが、近年の遺影は様変わりしているため、笑顔の写真を選ぶ人も増えています。
表情がはっきり分かる写真が遺影としては望ましいため、全身を写したものより腰から上、または胸元から上の写真がおすすめです。
ただし、縁起を担ぐ人もいるので、他の人と一緒に写っている写真は使わないようにしてください。
気に入った写真に他の人が写り込んでいる場合、家族や友人に画像の加工が得意な人がいれば、自分だけを切り抜いてもらうこともできます。

楽しみながら整理しよう

アルバム整理の際には時系列に並べるか、イベント毎にまとめるかといった悩みも出てきます。
考えがまとまらない場合は家族や友人に協力するようにお願いしてみましょう。
家族が集まって写真整理すると忘れかけていた思い出話に花が咲くこともあり、家族のきずなを深めるきっかけにもなります。
お盆や正月など家族が集まる日の恒例イベントにするのもおすすめです。

おわりに

アルバム整理は思い出の整理でもあり、慣れてくると残すものや思い切って捨てるものの判断がつきやすくなります。
洋服や蔵書などを整理する際にも役立つので、「なかなか捨てられずにものが増えてしまう」という人や「終活をしたいけど何から始めようか」と悩んでいる人はアルバム整理から始めてみましょう。