楽しい終活ライフ「余生をハワイで過ごす方法」

~移住のために必要なことを詳しく解説~

楽しい終活ライフ「余生をハワイで過ごす方法」

ハワイへの移住の基本情報

ハワイは日本人の海外旅行先でも常にトップ3に入る人気の観光地であると同時に、常に暖かい気候で自然も豊かなことから、若い世代にも移住者が数多くいる場所です。
老後の生活をハワイでと考える人も少なくありませんが、そのためにはまずハワイの移住条件などを知っておく必要があります。
高齢になってからハワイに移住するのに関連する基本情報を紹介します。

(1)グリーンカード

アメリカに永住をするには2つの方法があり、1つはアメリカの国籍を得て国民として認められる「アメリカ市民権」を獲得すること。もう1つはグリーンカードとも呼ばれる「アメリカ永住権」を獲得することです。
国籍を得ることは難しいですが、永住権であれば国籍よりは比較的簡単に獲得することができるので、現実的なのはグリーンカードの方でしょう。

(2)グリーンカードの取得方法

アメリカ永住権であるグリーンカードは、誰でも申請すれば得られるような簡単なものではありません。
最もよくあるパターンは、アメリカ人と結婚をすることで取得するというもので、日本の永住権を外国人が得る時も多くの人がこのやり方をします。
その次によくある例はアメリカにある企業に雇用され、実績が認められることで企業がサポートに付き獲得できるというものです。
その他には著名人などが獲得できたり、抽選によって宝くじのように毎年無作為に応募者の中から選ばれるというものもあります。

(3)全てに共通して「すぐに取れる方法はない」

永住権は取得方法がいくつかありますが、どれも短く見積もって3年ぐらいは時間を要すると考えておくのが望ましいです。
それまでの期間は非永住という形で滞在することとも可能ですが、法的な立場の違いなどから腰を落ち着けるにはやはり永住権の取得が必須です。

ハワイと日本人の関係

ハワイにおける日本人の現状を、いくつか紹介します。

(1)ハワイは日本人が多い

ハワイには毎年数多くの日本人が旅行に行き、既に永住している人やその子孫である日系人も数多く存在します。
旅行でハワイに行った人の国籍を調べてみると、だいたい10~15%が日本人になるといわれていて、アメリカ人が国内旅行に次いで2番目となります。
移住先としても韓国と並んで常にトップ争いにいることから、世界で最も日本人の多い外国領の1つに入ります。
ただし、在住している人のルーツを辿っていくとトップはフィリピン系で、日本人は2番目となるようです。

(2)英語は苦手でも大丈夫

ハワイは昔から日本人とのつながりが強いことから、ある程度日本人のコミュニティや日本語への寛容さが高いことでも有名です。
もちろん最低限度のレベルは必要不可欠ですが、ネイティブなほど英語が堪能でなくてもハワイでの生活はできるといっていいでしょう。
ただし、日本人の多くはホノルルなど日本でも有名な土地に住み、少し離れた地域では日本人の比率は大きく下がるため、どこに行っても英語がしっかりできてなくても大丈夫とは言い切れません。

(3)仏教もある程度認知されている

ハワイでは長年の日系人との交流の深さから、仏教に対する理解度の高さもアメリカ国内でトップクラスに入ります。
仏式のお墓が並ぶ墓地もあり、仏教徒のコミュニティも形成されていることから、日本の仏教にまつわる行事を家の中などで行うには、そこまで苦労することはないでしょう。
一番割合が多いのはキリスト教です。

ハワイにおける日本人の移民についての今後

ハワイにこれから先移住をしたいと考えている人にとって、ハワイのこれからの動向は見落とせないポイントです。
国際的な事情やアメリカ国内の考え方など多くのことが複雑に影響する難しい話題ですが、これから先どうなるのかをいくつか考えてみます。

(1)永住権獲得が簡単になる見込みは薄い

アメリカの国籍や永住権は世界でも最も人気があるといわれるほどに競争率が高いため、今現在でも獲得はかなり難しいです。
今後もこの状況が変化する可能性は低いため、ハワイへの移住を考える時の一番大きな壁になり続けることは変わらないと予想されます。
そのため、獲得に向けた準備期間として、数年は考えた上で計画をたてることになります。

(2)国際化や技術進歩が移住の後押しになる

今や全世界において国際旅行や移住というのは一般的になってきていることから、もともと日本人の多い地域であるハワイにおいて、日本人が移住してくることに抵抗感を感じることは今以上に薄れていくでしょう。
受け入れの体制が整うという以上に、スマートフォンでの音声翻訳やインターネットの情報交換を使うことで、移住したあとに問題となりやすい言語の壁や文化の壁を超えていきやすくなることも予想されます。
少し特殊なパターンではありますが、日本に来たアメリカ人のパートナーと結婚するという形でアメリカ永住権を獲得し、ハワイへの移住の道が現実的になるというパターンはこれまでもありましたが、これから先は国際化が進むことで増える可能性があります。
こういった世の中の流れや技術の進歩は、今後の移住の助けになることは間違いないでしょう。

ハワイへの移住に向けた準備

現実的にハワイへの移住を考える場合にはどういった準備が必要化を紹介します。
事前の一番の壁は永住権ですが、移り住んでからはかなり高い物価と付き合っていかなければいけなかったり、観光地ならでわのルールも存在するように、準備するべきことは幅広いのでよく覚えておきましょう。

(1)永住権、もしくは国籍の獲得

まず知っておかないといけないのは、旅行用のビザでは宅地の購入や借用ができないということです。
家を買うなり借りるなりして移住をするには、永住権が必要になるため、グリーンカードか国籍を獲得する必要があります。
まずはこれらを獲得することが現実になってから、その後の計画をたてるぐらいで考えましょう。

(2)資金はできるだけ多めに

ハワイの物価はかなり高いことで有名です。
観光地であることもそうですが、元々太平洋のど真ん中にある島ですので、何をするにしても海の向こうから運んでこなければいけないという特性上、どうしても物価が高くなります。
そのため、老後であっても一定の額は収入があるようにするか、日本でなら十分に暮らしていけるぐらいの貯金がなければ、途中で挫折してしまう可能性も高いです。

(3)英会話能力を少しでも

これから先スマートフォンなどを利用した他言語との会話のサポートは進化していくことが予想されるとはいえ、やはり日常的な会話ができるぐらいの英会話能力は必要不可欠です。
最低でもお金や計画といった事前準備を始めると同時くらいからは、英会話の勉強をしておく姿勢は持っておくようにしましょう。

ハワイ移住を考えている人への提案

終活の中でハワイへの移住を考えている人には、まず優先的にやっておくといいことをいくつか紹介します。
順調に準備を進められればだいたい5年ぐらいを目処に移住が現実化することが多いので、その5年間のうちにできるだけ老後の準備を完了させるといいでしょう。

(1)お葬式の計画を

ハワイでは日本のように豊富なプランの中から選べるお葬式や斎場などはありません。
埋葬もハワイの方で済ませるというのであればお葬式もキリスト式などにすれば問題ありませんが、仏式で日本らしく行いたいという場合には、火葬はハワイで済ませ、お骨を日本に持って帰り葬儀をするという形になります。

(2)医療や介護の知識と準備を

終活や老後を考えているということは、それだけ歳を重ねたということですので、現実的に病院や介護の助けを借りる可能性が高くなることに直結します。
予算や保険といったお金のことだけでなく、病院などでスムーズに対応してもらえるように自分自身の英会話力を鍛えるなど、多方面から準備が必要になります。

(3)相続について

ハワイに家を買うなどして移住した場合、自分が亡くなった後誰が家を相続するかなどといったことは大きな問題になりやすいです。
なぜなら、ハワイに永住して購入した財産はアメリカの法律に従って相続をするからです。
日本と同じように相続税と贈与税の両方が存在するので、しっかりと事前に把握しておくことと、できる限り移住者のケースに詳しい専門家を見つけておくことをおすすめします。

まとめ

(1)永住権が必要で、基本的にすぐには獲得できない

ハワイへの移住には旅行用のビザではなく「永住権」が必要になります。
国籍を獲得するか、グリーンカードとも呼ばれる永住権のついたビザを獲得しなければ、移住は不可能です。
まずは最優先でこの獲得の準備を進めながら、他の作業をするようにしましょう。
場合によっては獲得不可能なこともあるように、簡単に獲得できないものであるということは覚えておきましょう。

(2)お金と英語力の準備を

ハワイは物価が高いことで有名ですので、移住した後に収入があるくらいでないと生活を維持するのは難しいでしょう。
お金は十分に用意するのと、可能であれば老後でも収入が得られるような体制を作っておきましょう。
ハワイは日本人観光客が多く日系人も昔から多いので、日本人や日本語への寛容さも魅力お一部ではありますが、それでもアメリカの一部であることに変わりはありません。
最低でも日常会話ができるくらいの英語力は移住を考えているなら身につけるようにしましょう。

(3)自分の死後の準備も入念に

ハワイでの老後生活を最後まで行う場合には、自分が亡くなった後の事務処理等をアメリカの法律ややり方で行う部分も増えることを意味します。
まずは事前知識としてそれらを知っておくことも重要です。
特に相続や贈与といったお金や権利のことは、相続先となる人も含めて理解しておく必要があります。
終活で考えているのであれば、お葬式やお墓のことも忘れずに考えるようにしましょう。