知っておきたい出張ペット火葬

~その利用方法と注意点を詳しく解説~

知っておきたい出張ペット火葬

出張ペット火葬とは

ペットのお葬式をもっと身近に簡単なものにするために、ぜひとも利用したいサービスの1つです。
名前からわかるように、ペットの火葬設備を出張してくれるもので、自宅で火葬を行えます。
出張ペット火葬の基本情報をまとめてご紹介します。

①出張ペット火葬は専用車両でやってくる

出張ペット火葬のサービスは、火葬を行える設備を搭載した専用車両で業者が来てくれて、火葬から骨壷に入れたりするところまでやってくれます。
火葬場への運搬や時間があく場合には保冷など、火葬を火葬場で行うことの手間や大変さや費用を、自宅で行うことで大幅に軽減できるというのが一番のメリットです。

②業者が火葬作業を行ってくれる

出張ペット火葬で来てくれる担当者は、基本的には火葬以外のことには関与しません。
業者が来るまでにお別れは済ませておきましょう。
お骨を拾う時にアドバイスをしてくれたりもするので、火葬に関してはお任せするぐらいの感覚でいいでしょう。

③立ち会いにはいくつか注意点が

出張ペット火葬はペットのとはいえ火葬を行うわけですから、家の前で行う場合などには近所の家に事前に伝えておくのが望ましいでしょう。
家の前で車を止めておくわけですから、路上駐車などの交通ルールを守る必要もあります。
こういった出張ペット火葬ならでわの問題点などもあることは知っておくべきでしょう。
特に火葬の瞬間に立ち会いをしたい場合には、路上では不特定多数の人に見られてしまう可能性や、それが原因のトラブルなどの可能性もあるので、そういった心配のない場所に指定して行うことが多いようです。

出張ペット火葬の現状

出張ペット火葬の普及率や利用率、利用した場合の料金の相場など、今現在どういった状況なのかを具体的に紹介していきます。

①火葬される動物の種類

日本で買われているペットの種類はとても豊富で、基本的な犬と猫以外にもハムスターやインコ、魚や爬虫類など多種多様な動物が飼われていますが、火葬を行った動物の8割以上が犬と猫で占められているという調査結果があります。
小さすぎる動物では火葬の火力で骨が残らないこともあるように、火葬に対応している動物とそうでない動物がいるということは知っておきましょう。

②ペット葬の普及率は上昇中

日本では近年ペットブームが起こっているといわれているように、ペットを買う人の割合は上昇しつつあります。
ペットを火葬する人の割合も上昇しつつあり、全体の3~4割ぐらいがペット葬を利用した、もしくは利用しようか考えるぐらいにはなっています。
この流れに付随するように、出張ペット火葬も利用される回数は増えつつあります。

③相場は1万円ぐらいから

ペット葬の相場は安いものなら1万円程度であるように、人のお葬式と比べればかなり安いものです。
出張ペット火葬の場合は出張するためのもろもろの費用が加わることから、少し割高になる傾向はあります。
ペットの場合、ハムスターなどの手のひらサイズの動物から体重30kgに達するような大型犬まで、大きさに幅があるという特徴が人間と異なります。
大型になればそれだけ大きな設備と火力が必要になることから、金額も比例するように上がっていき、5万年を超えることも珍しくなり、人の火葬と同じくらいの金額まで上昇してきます。

出張ペット火葬の今後の展望

出張ペット火葬の現状がある程度把握できたので、これから先どうなっていくのかを展望していきましょう。

①出張ペット火葬はもっと増えていくと予想される

「ペットを火葬するのかどうか」や「ペットをお墓に入れるかどうか」という議論は近年増えて行きているように、ペットのお葬式の事情は現在進行系で変化してきています。
全体的にペットのお葬式やお墓は増える傾向にあって、火葬の需要も上昇しています。
ペットを買う人が増えてきていることと合わせれば、今後出張ペット火葬の利用件数が増えていくことを想像するのは極自然な流れでしょう。

②サービスの豊富さもうりに

火葬技術の進歩によって、昔なら火葬方法が無かったような小動物も火葬できるようになってきています。
これから先は、犬と猫が全体の8割近くを占める状況から、もっと多様なペットの火葬が一般的になっていくことも予想されます。
様々な動物の火葬に対応できる出張ペット火葬業者の需要はもっと高まっていくでしょう。
ペットも人と同じように、いつどこで亡くなるのか予想できません。急な事態にも対応できるよう365日24時間受付を設置することや、事情に合わせて様々な時間や場所に出張できるような対応力が求められるでしょう。

出張ペット火葬を利用するための準備について

既にペットを飼っている人は万が一に備えて、これから飼う予定の人はペットの一生をトータルで面倒を見るという視点から、お別れのための準備を整えておくことはとても重要です。
実際に出張ペット火葬を利用する場合には、どういった準備が必要なのか紹介します。

①火葬より前のことは自分で行うのが基本

出張ペット火葬は火葬を行って骨壷にお骨を納めるのが基本の作業で、プランによってはお墓への納骨まで受け持ってくれることもあります。
それより前の作業である、お別れの儀式や遺体の保存などは、自分で済ませておくことが求められます。
業者が到着するまで、市販の保冷剤などで傷むのを抑えるのが最も重要なので、その部分の事前知識を把握しておくことが重要です。

②周囲への事前確認を大切に

お葬式を隣近所などで行うというのは、万人が納得できるようなことではないので、出張ペット火葬を利用する際には事前確認を済ませておくのが望ましいでしょう。
日頃から自分がペットを飼っていることと、もし死んでしまった場合には出張ペット火葬を利用するつもりであることを伝えておくことで、その瞬間が来た時に「いつどこに来るのか」を伝えるだけで済むようにしておけば手間が少ないでしょう。
業者の車両が周囲の邪魔にならずに停車できる場所を把握しておくことも重要です。

③費用の準備を

ペットを飼う場合、金銭面の余裕があるようにすることはとても大切ですが、お葬式の必要な瞬間は突然やってくる場合もあるので、そのための費用を常にキープしておくことも忘れないようにしましょう。

まとめ

自身の終活と同時進行で、ペットの終活も考えている人は高齢者を中心に数多く存在します。
ペットとのお別れも滞りなく済ませられるように、しっかりと準備できることをしておきましょう。

①一緒のお墓に入るのかどうか

ペットと人が一緒のお墓に入ることに関しては、宗教上の理由から完全に自由とはいきません。
仏教には六道という考え方があり、人と家畜が一緒の墓に入るのはよろしくないという解釈ができるからです。
ペットも火葬をして一緒のお墓に入りたいと考えている場合には、お墓選びも忘れないようにしましょう。

②もしも自分が先立ってしまった場合には

ペットのお葬式について計画をたてていても、自分の方が先になってしまうという可能性は無いとはいい切れません。
飼い主がいなくなってしまえばペットの生命の危険もあるので、モタモタしてるとそれだけ悩みの原因が増えていくことになります。
誰に引き取ってもらうのか、最終的にどういったお別れをするのかといったことを考えておく必要があります。
もしものことを考えて、その旨を遺言やエンディングノートなどに残しておき、引取先を予定している人とも話を済ませておきましょう。

③費用の準備を

終活でのお金の話には相続や贈与などの話題が絡むことが多いです。
基本的にお墓や位牌などは非課税であることは有名ですが、ペットに関しては少し複雑なのでしっかりと準備をしましょう。
ペットに財産を相続することはもちろん不可能ですが、ペットを相続してもらえないと飼い主がいない状態になってしまうので、確実に相続してもらえるようにするのが重要です。
専門家と相談して上手く取り計らいましょう。

知っておきたい出張ペット火葬の極意3ヶ条

①周囲の人や環境に確認をとっておくこと

出張ペット火葬はペットのとはいえ立派な火葬ですので、周囲には嫌がる人もいないとはいい切れません。
ペットが亡くなってから出張ペット火葬を利用していいか1から相談をしていては時間がかかりすぎてしまうため、ペットを飼っていることを知ってもらうと同時に、亡くなったときには自宅や自宅の目の前で火葬を行うことを共通理解にしておくことで、不要なトラブルを避けることができます。
出張ペット火葬は専用の車で来てくれますが、作業中に交通の邪魔にならないように停車場所を考えておくことも大切です。

②ペット火葬の相場は安いものなら1万円前後からあるように、比較的安価ではありますが、ペットが大型化するにつれて費用は高くなっていきます。

自分のペットがどれぐらいの費用で火葬できるのか知っておくことで、計画をたてやすくなるでしょう。

③火葬以前の作業は自己負担が基本

出張ペット火葬は家の前や指定した場所に火葬機能を持った専用車両で出張してきてくれるのが特徴ですが、到着までにお別れの儀式を済ませたり、保冷が必要であれば市販の保冷剤などで各自でやっておく必要があります。
死後硬直のタイミングなども動物によって異なるので、事前に知識として知っておくと慌てずに済みます。
満足のできるお別れのために、自分達でやらないといけないことについては前もって準備をしておきましょう。