楽しい終活ライフ「医療体制が整ったリゾート地の選び方(国内篇)」

~安心して旅行に行くための注意点を詳しく解説~

日本のリゾート地における医療体制について

せっかくの休暇ということで非日常の経験や特別な思い出を作るためにリゾート地に足を運ぶ人は珍しくありませんが、持病のあるお年寄りなどの場合、どうしても医療体制は気になるポイントです。
医療体制が充実しているリゾート地に行き、万が一の不安を無くすという考え方はとても大切です。
まずは国内のリゾート地を中心とした、病院以外での医療体制の基本情報を整理します。

(1)AEDはほぼ常設

AED(自動体外式除細動器)は、今や日本の人が集まる場所ではほぼどこにでもあるものとなりました。
商店やホテルやレジャー施設など、置いてある可能性の高い場所や必ず置いてある場所の事前知識は、生と死を分かつ大きなポイントになりうるので、覚えておくのが望ましいです。

(2)重要なのは救急車

リゾート地の中に救急道具があったり、職員が応急処置の知識を持っているということは一般的なことですが、大きな怪我や病気などの場合には病院に搬送するしかありません。
そういったことから、救急車がどれぐらいで到着するのかが生死や重症化を防ぐ割合を左右することは間違いないでしょう。
救急車の行きにくい場所では救急ヘリなども使われますが、基本的にヘリであれば早いというわけではなく、最速は近場に救急病院があり救急車がすぐ駆けつけてくれる状況です。
大きな施設や大人数が集まるスタジアムなどでは、救急車が現地で待機していることもあるので、そういったことも覚えておきましょう。

(3)まずはその場の人の対応が重要

いくら体制の整ったリゾート地でも、受傷した直後や発病直後の対応はとても重要になってきます。
他人であっても周囲でそういったことが起きた時に、正確な判断ができるように一人一人が備えておくのが重要でしょう。

日本国内のリゾート地の医療環境の現状

日本国内のリゾート地では、実際にどのレベルの医療環境が整備されているのかを具体的に紹介します。
全国すべてが紹介するとおりとは言い切れませんが、おおむね平均レベルとなりうる情報です。

(1)衛生環境は世界でもトップクラス

日本は世界でも有数の水道水が飲める国であることを筆頭に、衛生環境の整い具合では世界でもトップクラスになります。
医療において衛生環境は最も重要な部分といっていいように、この高い衛生レベルが珍しくないというのは大きなメリットといえるでしょう。

(2)AEDや応急処置講習

リゾート地の敷地内にはほぼ必ずAEDが設置されていますし、周囲の大型商店や海辺であればライフセーバーの詰め所などにもAEDはあって当然の存在となっています。
AEDがある場所にはそれに関連して応急処置のための道具も用意してあることが多いため、事前に場所や内容について調べておくといいでしょう。
リゾート地や宿泊施設の職員は、定期的に応急処置や非常時の対応の訓練を行っていることも珍しくないため、職員のレベルにおいても日本はかなり高レベルといっていいでしょう。

(3)道路整備がカギ

リゾート地が医療体制を整えたとしても、病室と医師と医療機器が揃った環境とそうでない場所ではどうしても大きな差ができます。
病院へ搬送するのは救急車が基本ですので、道路整備のレベルが輸送レベルに直結するといっても過言ではありません。
日本のリゾート地も多くは幹線道路でつながってはいますが、山の中や海辺など少し入ってしまえば日本の高低差の大きい地形によってかなり行動力は低下します。
病院との距離以上に周囲の地形や季節、道路の状況などにも気を配りましょう。

日本国内のリゾート地の医療体制の今後

日本国内にあるリゾート地における医療体制が、今後どうなっていくのかという部分は、観光産業に力を入れている政府の方針や、少子高齢化によってどうしてもリスクが高い人が増える傾向にあることなどから、とても重要な課題となります。
今後どういった展望があるのか、具体的に紹介をしていきます。

(1)医療機器の発達が目覚ましい

日本の各地にAEDが設置されることが普通のことになったように、生死を分ける重要な医療機器は広く普及に務める努力が各方面で行われています。
AEDも最近ではかなり自動化が進み、音声ガイドがつくなどの進化をしているように、医療機器の発達もしています。
持ち運びが簡単になるように小型軽量化が行われたり、専門の知識や技術のない人でも正確に処置ができるように作られたりといったことは、病院以外での医療のレベルを大きく改善してくれます。
今後はAED以外にも各地に救急医療の機械や道具が設置されることも夢の話ではないでしょう。

(2)多言語対応の課題も克服しつつある

各国の人が国境を超えて行き来する頻度は年々上昇してきているため、各地で言語の問題が表面化しつつあります。
これは一刻を争う事態である医療の場面においてはとても重要な課題ですが、スマートフォンの翻訳機能や、医療機器が多言語に対応できるように作られたりと、様々な方法で解決策が講じられています。

(3)ネット環境の改善も決め手に

最近ではいつでもどこでもインターネットを通じてテレビ電話ができるようになってきていることから、医師の診察をインターネットを通じてということも現実のものになってきています。

医療体制の整ったリゾート地を探す方法

旅行先選びの際、医療体制の良さを注目ポイントにしたい、もしくはしているのでどう選ぶか知りたいという人のために、実際にできる準備をいくつか紹介します。

(1)インターネットで検索

宿泊先や旅行先の情報は、電話などで直接聞くこともできますが、今ではインターネット上で公式サイトを持つリゾート地は珍しいものではないことから、まずはそちらを見るのがよいでしょう。
画像や動画など情報量の多い場所であれば、それだけ運営者の意識の高さを知ることもできますし、情報量と安心感は多すぎることはないです。
プリントアウトをしておけば、常に手元に資料として確保することもできますし、電話で聞きながら手書きで書くより簡単です。
電話で質問をしながらというのももちろん有意義ですので、サイトを見てもわからないことや気になることがあれば電話も活用するという考え方が最適です。

(2)間違えた情報には要注意

口コミサイトなど不特定多数の人が書き込める情報サイトの場合や、情報が古い場合には正しくない情報によってかえって混乱を生むこともありますので、情報の精度をよく注意しながら集めるようにしましょう。
公式ページであっても更新がされていない場合もあるため、不安な部分がある場合には、直接確認を取るようにしましょう。

(3)自治体の公式サイトもよく確認を

リゾート地の医療体制を確認すると同時に、足を運ぶ予定の地域のことも調べておくとより一層安心感が増します。
自治体の交通整備や病院の位置などは交通科関係に、救急医療については消防署の関連ページに書いてあることが多いです。
電話番号やメールアドレスなども必ず書いてあるので、詳しく聞きたい場合には直接聞いて確認を取るといいでしょう。

リゾート地への旅行を考えている人への提案

終活を現実的に考えている人にとって、リゾート地への旅行や観光というのは、それほど多く機会が残されていることではないので、できるだけ満足できるものにしたいです。
安心できる計画をたてて無事そのとおりになれるように、準備段階から気をつけておくべきことや、実際に外出中に備えておくべきポイントなどを紹介します。

(1)よく情報収集をしておくこと

まず自分でできる準備で最も重要なのは情報収集です。
事前にわかっていることであれば、緊急事態であっても必要以上に慌てる理由が減りますし、計画の精度も情報量に大きく左右されます、。
ただし、雑多な情報の中には正確性に欠ける情報もある可能性も否定できないので、量よりも質を重視する姿勢を忘れないようにするといいでしょう。

(2)同伴者と一緒に準備すること

歳をとってくると、どうしても身体能力の衰えが原因で、自己管理できる範囲が狭まってきてしまいます。
特に緊急時のような場合には、自分でなんとかできる範囲が狭いことはとても危険なことです。
可能な限り1人での行動を避けて、常に何かあったときのために横に誰かがいるようにしましょう。
自分のことをよく理解する人や医療従事者であれば理想的ですが、そうでない人の場合を想定した準備をするのもいいでしょう。
持病などの予めわかっている事項は、すぐに知らせられるようにすると対処が簡単になります。

(3)季節や場所にも気を配ること

日本には海や川や山といった多彩な地形があると同時に、沖縄から北海道まで暖かい場所から寒い場所まで存在します。
加えて暑い夏と寒い冬もあることから、気候による体への影響はよく考えておかないといけない部分になります。

まとめ

(1)正確な情報収集をすること
(2)衛生環境とAEDは安心できるレベルであること
(3)理解のある同伴者と一緒に行動すること

(1)正確な情報収集をすること

旅行先をどこにするにしても、安心感を持って計画をたてるのに重要なのは情報の量と質です。
インターネットの普及によって簡単に大量の情報を得られやすくなった反面、雑多な情報に惑わされてしまう可能性も高まってきています。
リゾート地の発表する最新情報や、地域自治体の公式サイトなど、信憑性の高い情報を集めるようにしましょう。
インターネットでわからないことがあれば、電話やFAXやメールで直接やり取りをしてよく確認することも有効です。

(2)衛生環境とAEDは安心できるレベルであること

日本の衛生環境の良さは世界でも屈指ですので、リゾート地での応急医療などでも感染症のリスクといった心配は低い部類に入ります。
AEDは公的な機関であればほぼ間違いなく、応急処置をする担当者がいる場所であれば高確率で設置されているので、完全に人里離れた場所でない限りはある程度の距離にAEDはあると考えていいでしょう。
しかし、AEDを使わなければいけない時というのは一刻を争う事態ですので、事前に場所を調べておき、可能であれば離れすぎないように心がけましょう。

(3)理解のある同伴者と一緒に行動すること

万が一の事態の場合、その場で即座に対応できる人の有無と、その時の活動の質でその後の経過が大きく変わってきます。
できる限り自分の状況に詳しい人と一緒に行動して、その人に初期の対応を任せられるようにしておきましょう。
もちろん、医療や応急処置についてその人が詳しいことは大きな安心感につながります。