生前葬の特徴と流れのご紹介

生前葬とは、本人が生きているうちに行う葬儀のこと

生前葬の特徴と流れのご紹介

生前葬とは?

「生前葬」とは、本人が生きているうちに行う葬儀のことです。
“それまでお世話になった方に直接感謝の意を伝えるため”、“社会的活動を終えた方が新たな人生をスタートさせる一区切りのイベントとして”、“健康なうちに自らの葬儀を行い遺族の負担を軽減させるため”など、まだ数はあまり多くないものの、有名人をはじめとして生前葬を行う人は増えてきています。

生前葬のスタイル

生前葬は、通常の葬儀の形式を踏襲したり、仏式や神式など宗教色のある形式で行うこともありますが、多くはホテルや旅館などを会場としたパーティー形式の無宗教葬が多いようです。
生前葬は、生前に行う告別式のような意味合いがあります。
生前葬を行った場合においても、本人が死を迎えた際は、生前葬とは別に再び葬儀が行われることがあり、その場合は、家族や親しい関係者のみの密葬で行われることが多いです。

●生前葬の特徴

生前葬の大きな特徴は、自らの葬儀の主催者が自分であるということです。本来出席できるはずのない自分の葬儀に喪主として参加することができるため、自分の思い通りの葬儀を行うことが可能です。自分の趣味や愛用した物を多用した葬儀にしたり、好きな音楽や花、室内装飾などで会場を演出したりと、人生の最後の節目としての葬儀を自らプロデュースすることができます。

●生前葬を行なった有名人

生前葬を実際に行なった有名人は、
アントニオ猪木さん、ビートたけしさん、小椋佳さん、仰木彬さん、桑田佳祐さん、
テリー伊藤さん、SMAP
と多岐にわたる方々です。

●生前葬の流れ

生前葬の多くは喪主となる本人が信仰している宗教の形式で執り行うのではなく、無宗教の形で行われることがほとんどです。そのため、生前葬の流れも一般的な葬儀とは違って自由に行われることが多くなっています。
一般的に良く行われる生前葬の流れは・・・

・生前葬開式の挨拶
・自分史などの上映
・親族や親しい人などによるスピーチ
・余興
・会食や歓談
・本人の挨拶
・生前葬閉式の挨拶

このような流れが基本になります。本人の趣味や嗜好を取り入れて自由に行えるのが生前葬の特徴ですから、音楽の生演奏や本人が作った作品の展示といったことをする方も珍しくありません。流れとして基礎的なものはありますがそれにとらわれずに、自由にフランクに行うのが生前葬になります。

とは言え、生前葬はまだ一般には浸透していないので、行う際は招待者への説明や配慮が必要です。生前葬を行うことを理解してもらうのはもちろんのこと、葬儀での服装や香典はどうすればいいのかなど、招待状には、招待者が困惑しないよう具体的な説明を盛り込んでおくことが大切です。